子ども若者食堂
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子ども若者食堂それぞれについて
「子ども若者食堂それぞれ」は田中行政書士事務所が運営する親子でも参加のできる少人数(予約制)の子ども若者食堂です。焼きそばや鍋など簡単なものしか用意できませんが、その分ご飯を食べた後のお話や勉強などのんびり過ごすことができます。
子どもの若者食堂それぞれは、子ども若者の食と楽しみその先の将来に希望がもてる居場所作りを目指しています。
きっかけ
どうしてこのような活動を行おうと思ったのか、大きな分類で書くと「酒乱・賭け事をする父親」「幼少期の生死を彷徨う交通事故と不器用」「歌舞伎町卍會のハウル・カラシニコフとの出会い」この辺りが今のX(旧Twitter)での発言や活動を行う原点になりました。
①「酒乱・賭け事をする父親」
ものごごろついた時から私の父親は酒乱でした。特に外へ飲みに行って帰ってくると酷いもので暴言・暴力に私も母親も怯えて本人が眠るまで家の中が地獄でした。また、賭け事(賭け麻雀がメイン)もする人だったので本陣がお金を稼ぐ時期もありましたが、そうでもない時期には飲み代と賭け事のお金で苦労することも多かったです。そんな父親も7年前に亡くりましたが、私が中学生頃~亡くなるまで「早く死なないかな?」「殺してやりたい」そんな思いをずっともって生きてきました。実際、中学生の頃はオカルト本を読んで父親を呪い殺してやろうと思って実践したこともあります。もちろんなんの効果もありませんでしたが…。そんな私が何とか生きてこれたのは、逃げ場所(居場所)があったから、何とか心を保てる人がいたから。例えば高校時代、私は定時制高校に通っていましたが家にいたくないという時には高校の職員室が居場所でした。そして先生方が帰るときには先生が寮でご飯を食べさせてくれた。私が30代の時にはお酒を飲みながら話を聞いてくれる人がいた。要所要所でそういう居場所・人がいたから何とか犯罪者にもならずにこれたと思います。なので自分もそんな居場所を作れたらという想いが活動を行う理由(きっかけ)の1つです。
②「幼少期の生死を彷徨う交通事故と不器用」
そんな家庭環境の中にあって、何歳かは不明ですが小さい頃に生死を彷徨う交通事故を経験しました。地元の病院から大学病院へ搬送されるというものでした。しかし幸か不幸か助かってしまい現在に至ります。その間には、母親に「何であの時そのまま殺してくれなかったのか?」と何度言ったことか分かりません。もともと性格もあったと思いますが、家庭環境・交通事故という経験から性格も手先も不器用(それは今でも変わりません)な人生を歩んでいると思います。実際私はいまだに自転車も乗れないし、運転免許証もペーパードライバー。小学校~高校まで運動も苦手・音楽の楽器や家庭科の工作なども苦手なものから逃げてきました。そんな不器用な人生を送ってきたことも今の活動を行うきっかけの一つです。
③「歌舞伎町卍會のハウル・カラシニコフとの出会い」
①、②以外にも活動を行う理由はありますがそちらについては機会があれば追加します。そんな思いを持ちながら「自分に何ができるのだろう?」「自分ももう46だし自分が生きた証を残すためには何だろう?」と想う日々を送っていました。そんな時に知ったのが歌舞伎町の広場で子どもたちのご飯を提供している歌舞伎町卍會という存在、代表ハウル・カラシニコフという人間の存在でした。初めて歌舞伎町のトー横広場で彼と会いました。そして今まで意識しなかったトー横広場という場所を改めて認識してそこに集まる子供たちの存在を知りました。残念ながら彼は去年逮捕された後に亡くなってしまいました(死因は不明)が当時の歌舞伎町卍會の人とは何人かとお付き合い、連絡のやり取りをさせてもらっています。彼がやったことの善悪はありますが、私はこの点について彼に感謝しています。少なくとも彼が活動をしていなければ今の交流はないのが事実です。現在、当時のように毎週・毎日というのは無理ですが多少なりともその活動の一端が担えたらと思っています。
活動内容
Success in life(サクセス イン ライフ)日本語に訳すと「人生の成功」。団体名は、私が目指す人生の成功「生まれた時、自分が泣いて周りが笑って、自分が死ぬときは自分は笑って周りが泣く人生を送りなさい。」という「ネイティブアメリカンの教え」の中から「生まれた時」についてはすでに選択の余地はないけど、「亡くなる時」にはそうして終われる人生を送れることを目標にするという意味で付けました。私も亡くなる時にはそうして亡くなれたらいいなと思っています。主な活動場所は、新宿区とインターネットを通してのやり取りになります。主な対象者(利用者)としては、生まれ育った環境に恵まれなかった・家庭環境に事情を抱えている、もしくは今の状況を何とか変えたい成功したいという子ども~30代までの若者を対象としています。(ボランティアの年齢制限はありません。)現在の活動は、月1回歌舞伎町で行っている「歌舞伎町子ども若者食堂 それぞれ」と「10代~30代までの無料人生相談(基本的には、メール・TwitterDM・LINEでのやり取りになります。)」を行っています。
今後の展望
「歌舞伎町子ども若者食堂」の開催回数を増やすこと・主に母子父子家庭の家に食材や日用品提供ができないか?を検討していますが、将来的には「子ども若者の居場所作り」「子ども若者の勉強支援」・関わっているメンバー(ボランティア・協力企業団体)を巻き込んで就職や夢・目標を実現できる団体を目指せればと考えています。
まだ、2022年9月に第1回目の「子ども若者食堂」を開催したばかりの小さな団体・活動(無料人生相談はその前から行っていました。)ですが暖かく見守っていただければ幸いです。
活動にご支援いただける団体様・企業様・個人様も募集しておりますので お気軽にご連絡いただければと思います。
法人名 | 一般社団法人 Success in life |
住所 | 東京都新宿区新宿2丁目12番13号新宿アントレサロンビル2階 |
目的 | 当法人は、社会生活を送ることが不器用な子ども、若者の支援及び居場所作りを行うとともに、それに関わる人・団体の成功を支援することを目的とし、その目的に資するため、 次の事業を行う。 1. 子どもや若者の居場所作り事業 2. 子どもや若者及びそれに関わる人への食事・日用品提供、学習支援、就労及び目標支援、 文化活動及び体験活動 3. 起業経営相談、人生相談事業 4. 子どもや若者の支援に取り組む団体や個人との協力及び支援事業 |
代表 | 田中 利英 |
行政書士 | 田中 利英 |
登録番号 | 02093937号 (平成14年10月2日登録) |
電話番号 | 03-6380-5062 |
営業時間 | 10:00~19:00(月曜~金曜) 事前予約をいただければ土日祭日・時間外のご相談もお受けいたします。 |
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿6-7-17 フォンテ新宿103号 (東京メトロ新宿三丁目駅徒歩6分) |